西川檜のいえ

竣工:2020年  / 設計:nico設計室 (一級建築士事務所)

構造材から造作材、棚板に至るまで、極力西川材を使用することにこだわった住まいです。

特に構造材は、土台や柱、梁はもとより、垂木や野縁といった羽柄材に至るまで、天然乾燥された西川材を100パーセント使用しています。階段など、どうしても西川檜で造ることのできなかった部分は、国産の檜材および杉材を使用しています。

木材以外も自然素材にこだわり、天井・壁に100パーセント天然素材由来の漆喰、断熱材にはセルロースファイバーを採用。断熱性、快適性も非常に優れています。

また耐震性能にもこだわり、耐震等級3を取得しているほか、制震金物を据え付け地震に対して強固な建物となっています。

更に蓄電池も設置、災害時にも自立できるレジリエンス住宅でもあります。