自然と暮らすいえ(リノベーション)

竣工:2022年  / 設計:nico設計室 (一級建築士事務所)

都内にお住まいだったご家族が、ワークスタイルの変更を機に自然と触れ合いながら暮らせる飯能市に移住しました。移住にあたっては、新築ではなく既存の戸建て物件を購入し地域の西川材を材料に使ったリノベーションを行うことで、コストを施主様のイメージするバランスで配分されています。

間取りの変更は家事動線を考え、廊下などのスペースを圧縮することで空間を効率よく快適に利用できるよう考慮しました。                                                また、別スペースとなっていたキッチンをレイアウトの変更と壁をオープンとする事で、空間の広がり感を生み出しています。

天井・壁には珪藻土とエコクロスを使い分けて使用し、床材は1階には西川杉の無垢板、2階にはナラの無垢材を使用しています。

耐震性については耐力壁を要所に追加、また断熱性にもこだわっており、外壁の断熱はすべて入れ替え、窓には内窓をプラスしています。