大切なお金の話

目先でなく、
先を読むことが大切

家づくりは、一生のうち一番高額な「買い物」といっていいでしょう。

そして、何度も経験できるものでもありません。そうなると、いえを建てることに対しての「対価」の正当性について、正しい判断ができる人はほとんどいないといっていいかもしれません。

みなさん、1,000万円台で建てられるいえと3,000万円掛かるいえの違いはどこにあるのか、答えられますか?

設計

ひとつは設計です。

工務店によっては、設計料を見積もりに載せていないところも多いようです。

「この工務店は設計料を取っていないから良心的」…そう考えるはちょっと待ったほうがいいかもしれません。それは裏を返せば「設計」にお金を掛けていないということだからです。

営業マンが適当に描いたり、プラン集から敷地にハマるプランをもってきたりすれば、「設計料無料」は可能でしょうが、設計のプロがきちんとヒアリングをして敷地を読み込んだプランをするのであれば、その対価が発生するのは当然のことといえます。

「タダほど高いものはない」といいますが、無料にできるのには裏にそれなりの理由があるのです。

素材

次に素材です。

規格化され大量生産される「新建材」をカタログから選んでアッセンブルするいえづくりであれば、比較的コストを抑えることができます。

ただし、そういう建材はその時代のトレンドや技術でつくるられるため、同じものが将来手に入るとは限りません。サイディングは最たる例で、十数年後、一部を張り替えようとしたら廃盤になっていて、全部張り替えるはめになったということはよく聞く話です。

また、断熱材や構造駆体など目に言えない部分はコストダウンされがちなところでもあります。

設備や仕上げがきれいだとリーズナブルな印象をもつかもしれませんが、夏暑く冬寒い家だったり自然災害で壊れてしまうような家であれば、光熱費や修繕費が予想外に掛かかることになります。

イニシャルコストは下げられたけど、
メンテナンスなどを考えたランニングコストがあがってしまっては、本末転倒ですね。

広告費

最後に広告費です。

テレビや雑誌でよく目にする大手ハウスメーカーは、そうした広告に莫大なコストを掛けています。

有名タレントを使ったり、総合展示場にモデルハウスを出店したり、そうした広告の費用はどこから出ていると思いますか?すべてみなさんが建てる家にオンされているのです。

またこうした大手のメーカーは利益率も高めに設定しているため、競合相手が登場すると途端に大幅値引きをしてきます。

「○百万円も値引きしてもらった!」と喜んでいてはいけません。値引きした金額でも契約するということはそれでも利益が出ているということ。

定価で購入したらすごく高い買い物をするところだったということです。

実質価値の高い住まいを
提供したい

こうした違いがわかってくると、いえのどこにお金を掛けたらいいかご理解いただけるのではないかと思います。

頑張って最初に掛けるべきところにコストを掛ければ、月々の返済と光熱費や修繕費をあわせた金額で考えたら、同じか、かえって安く済むということも十分に可能になります。

「三ヶ島のいえ」は、みなさまからお預かりしたたいせつなお金をかけるべきところに掛けたいえづくり。

設計のプロが考えた住まいを、

この先もずっと手に入れることができるホンモノの素材で一棟一棟丁寧につくるいえです。